総合教育センターへ教育相談に行ってきたらこんなんでした!
発達障害の診断を受けようと決めた私は、小学校のスクールカウンセラーによるカウンセリングを受けました。そして、その時に教えてもらった発達医療センターの総合窓口へ予約をするべくさっそく電話。
今予約をしても実際の診療まで4~5ヶ月待ちです。 電話窓口
と電話で言われました。とりあえず、それでも診察希望であることを伝え、電話で予約を済ませました。
ですが4~5ヶ月もの間、ただただ順番を待つだけで、何もしないわけにはいきません。
相変わらず宿題は毎日のようにあるし。
学校の授業もどんどん進んでいきます。
2学期からは漢字も学習も始まりました。
算数の足し算が、3+5は=8から、3+8=11、と2桁に!
音楽会に向けて、鍵盤ハーモニカの練習だって。
何か対処をしていかないと、娘がどんどん学校の授業についていけなくなる。そうなってからでは遅いのではないか。でも、何をすればいいの? 林檎
と不安でいっぱいです。
とりあえず診察を受けて、療育が始まるまでの間、家庭でのフォローとしてどんなことをしていったらいいのかを相談しようと思い、総合教育センターへ電話をしました。
総合教育センターでは男性が電話を取られました。
▶スクールカウンセラーのカウンセリングを受けたこと
▶発達医療センターの診察を予約しましたが4~5ヶ月待ちということ
▶診察の順番待ちをしている間に何かできることがないかと思いお電話したこと
を伝えると、電話に出た男性は、
発達医療センターが予約待ちと言うことですが、総合教育センターでも診断は受けられますが、同じく予約待ちになるので一緒ですよ。 診断にくる医師も、発達医療センターから来ていただいているので、内容も同じですし。 電話にでた男性
というような内容のことを言ってきました。
要するに、診断を受けたいなら発達医療センターの予約を待っておけと言っているんだなと察した私。でも、ここで「ハイ、そうですか」なんて引き下がれません。
そちらで診断を希望してるのではなくて、医療センターでの診断の順番が来るまでの間に、何か学校や家庭も対処できることがないかを相談したいんです。 林檎
と再度説明をしました。
そして、ようやく相談予約をしてもらえることに。
それにしても、公的機関の利用をするのにどうしてこんなに手間がかかるんんでしょうか?発達医療センターの診療所の予約をする時もそうでしたが、スムーズに予約すらさせてくれません。
診療所へ電話すると、「まずは総合教育センターが受け付け窓口ですから、相談はそちらでどうぞ」とか。
総合教育センターへ電話すると、「診察は発達医療センターでできますので、そちらへどうぞ」とか。
要するに、たらい回し???
本当、お役所仕事ですよね。このあたりの改善を切に願います。
こちらのセンターでの相談も結構予約が混んでいまして・・・
電話にでた男性
と言われたものの、2週間後に予約が取れました。
まずは詳しい様子を聞き取りさせていただくので、お母さんひとりでお越しください。初回は時間が2時間ほどかかりますので。あと、お子様の発育状況なども確認したいので、母子手帳もお持ちください。
電話にでた男性
と説明を受けました。
いざ、教育相談第1回目
教育相談の当日、どの話をどんな順番で話せばいいかなぁと考えながら、センターへ向かった私。
窓口で名前を告げ、待合室で待つこと1分。相談員の女性の方が来られて、私の名前を呼びました。
相談員の〇〇です。よろしくお願いします。
相談員
リンゴです。よろしくお願いします。
林檎
まだ20代とおぼしき相談員の女性と、相談室に入りました。
お電話で聞いたかとは思いますが、繰り返しになってしまいますが、まずはこちらへ相談にきたいきさつをもう一度お話し頂けますか?
相談員
ということですので、一学期の様子と担任からの指摘事項、スクールカウンセリングを受けたことなどを一通り説明しました。
詳しいいきさつはこちらの記事をどうぞ>>>
それでは、お子さまの様子を詳しく教えてください。
相談員
こちらについても、
✓文字は読めるし書けるが、読めてもその時に意味は理解していない
✓口頭だと理解できることも、文字になるとわからない
✓足し算・引き算もできるが、文章で聞かれると分からない
✓一度に3つ4つの指示をしても、全部ができず1つ2つは抜ける
✓集中力が続かないが、自分のしたいことや興味のあることはずっとやり続けてしまい声掛けしてもやめられない
✓授業でやったことの続きが宿題の時、内容をわかっていないことが多い
といったムスメの状況をできるだけ説明しました。
その際に、随所随所で
ひらがなは読めますか?書けますか?
授業中はイスに座っていられますか?
相談員
といった質問が相談員から飛んできたので、それについても答えていきました。
相談員さんから
▶学校や担任の先生に伝えてほしいこと
▶何か手伝いできること、して欲しいこと
についても聞かれました。
ここで、私は正直に答えました。
正直言って、今の段階で診断を受けること自体に私自身は必要性は感じていません。ただ、このまま学校生活を続けていく上で、娘は文章の理解・習得が苦手で人より時間がかかることは事実だは認識しています。
今でも「先生に怒られるのが怖いから、学校に行きたくない」と言って、朝学校に行きたがりません。このまま学校生活を続けても、おそらく先生に怒られる恐怖心が大きくなるだけだと思います。その結果、学校が楽しくない場所になってしまうのではないか、というのが私は気がかりです。
それなら、診断を受けて結果が出ることで先生が「頑張っているけど出来ない、本人としては一所懸命やっているんだな」という認識になってもらえ、『出来ない、分からない、すぐ忘れる』という状況に対し怒るのではなく対応が変わるなら、という期待を持って診断を受けようと決めました。
私は普段は学校にいませんし、つきっきりでいる訳にもいきません。学校では、6歳の娘と先生しかいません。学校で過ごしている時間、私は何も出来ません。
でも、私が家庭で出来ることは全てやるつもりなので、娘にも出来ることは頑張っていって学校生活を楽しんで欲しいと思っています。ただ、苦手なことは頑張ってもなかなか出来ないのも事実です。学校や先生がたにもそこを理解して頂き、許容して貰うことが必要不可欠だと思っています。
あと、家庭で取り組める療育が知りたいです。文字自体は読めても、読んでいて意味は分かっていない様子なので。どういった練習をしていけば、文字と意味が繋がっていくようになるのか、を知りたいです。
そうですね。ではまず、ムスメさんが楽しく学校生活を送れるためにできることを考えていきましょうか。
相談員
いうことで、次回、娘と面談をすることに決まりました。
✓何が出来るのか
✓何が苦手なのか
✓何が出来ないのか
といったことを把握するために、娘と2人だけで話をするとのことです。
相談員さんが娘の状態を把握した上で、『どういったことが苦手なのか。どういう風に指導すればいいのか。』といった内容を担任の先生に共有しても良いですか?と聞かれたので、快諾。
そして、2回目の相談予約をして、教育相談1回目は終了しました。
教育相談第2回目
教育相談2回目は、1回目の1週間後で予約が取れました。今回は娘も同伴。
どこ行くの~?何するの~?
ムスメ
娘からの質問責めが始まります(笑)。
お母さんのお友達に会いに行くよ。そこで、お姉さんとお話しするんだよ。
林檎
え~~~誰?なんで?どこに行くん?
ムスメ
ん~~~~~。普段とは違うイレギュラーなことへの対応もなかなか苦手なムスメちゃん。落ち着きがありません。
センターに到着して名前を告げ待合室で待っていると、相談員さんが。「最初は娘さんだけで。後で呼びに来ますので、お母さんもご一緒に。」と言われ、ムスメをつれて2人で面談室へと消えていきました。
待合室で本を読む私。今回は1時間だけの面談予定ですが、30分経っても、40分経っても、呼びに来られません。。
16時50分ぐらいになって、ようやく相談員さんが呼びに来ました。
ムスメが書いたアンケートのようなものと、読み書きの練習用プリントなどをいくつか見せられて、ムスメの出来ていること、出来ていないこと、分かりづらいこと等を説明して頂きました。
今日本人とお話させて頂いて、私が感じたことなどは担任の先生へ連絡しておきますので。
相談員
そして、ムスメが苦手としている部分を練習できるような問題集を紹介していただき、メモメモ。
発達医療センターから医師だけでなく言語聴覚士の方も月1回総合教育センターへ来ているとの情報も。言語聴覚士への相談予約がいつごろ取れるかを調べてくれました。
が、キャンセル待ちが12月。確実に予約ができるのは早くて1月。
これだと発達医療センターの診察と変わらないですね。。
相談員
ということで、言語聴覚士への相談予約はせずにそのまま終了。
ではこれで終わりになります。また何か困ったことがあれば、いつでも相談に来てください。
相談員
と。
え?これで終わり?
林檎
と正直思いましたが……
とにかく教えてもらった問題集を買って家で頑張るしかないってことかー
林檎
宿題すらやりたがらないムスメに、どうやってこの問題集をやらせていけば良いのか。毎日の宿題だけで時間が足りない現状で、頭のイタイ問題が残ります。
結局は親がやるしかないのです。。
林檎
こうして、総合教育センターへの教育相談は終わりました。