小学校のスクールカウンセラーは何をしてくれる人なの?
小学校に入学してから授業についていけなくなったムスメ。
ムスメの担任から勧められ、スクールカウンセラーによるカウンセリングを受けることにしました。
カウンセリングを受けることになったいきさつはこちら>>>
でもね。。。
疑問が湧いてきませんか?
だってスクールカウンセラーなんて、私が小学生時代には聞いたこともありませんでしたよ。
スクールカウンセラーって何してくれる人?一体、何を話したらいいの?
林檎
ただでさえ、子供が小学校の授業についていけない現状に、どうすれば良いのか途方にくれているわけですもん。そういう疑問や不安ってすごく感じると思うんですよね。
でも、大丈夫!私が実際にカウンセリングを受けて感じたままをお伝えします。
スクールカウンセラーって、学校生活に悩みのある子供や親と、学校や先生との間に入って調整してくれる人
そういうポジションにいる人だと私は感じました。
では実際に私がカウンセリングを受けた時のお話をどうぞ。
スクールカウンセラーのカウンセリングを受ける前にやったこと
カウンセリングの予約
まず、カウンセリングを受けるためには予約が必要です。
わが家の場合は、ムスメの小学校にカウンセラーが定期的に訪問しているので、担任の先生を通して予約を取りました。
カウンセリングを勧められたのが1学期の終盤、夏休みに入る前だったので、2学期が始まった9月に予約がとれました。スクールカウンセリングの予約は特に混んではいなかったので、比較的スムーズに予約が取れましたね。
学校によっては、カウンセラーがいない学校もあるようなので、担任の先生にぜひ聞いてみてくださいね。
口コミを集める
初めてのカウンセリングですし、やっぱり不安や疑問がとまりません!
なので、スクールカウンセラーのカウンセリングを受けたことのあるお母さんに根掘り葉掘り聞きました・笑。←この経験がとても心強かったので、このブログに私と娘の記録を残しておこうと思ったわけですよ。
スクールカウンセラーは母親と先生・学校との橋渡し的な存在だからね!
中立的な立場にいる人、って思っておいたほうが良いよ~。
友達お母さん
この言葉は、その後のカウンセリングなのを利用に向けて、とても重要なポイントになりました。
そう!そうなんです!!
カウンセリングを利用したことがある他のお母さんにも話を聞きましたが。「カウンセリングを受けに行っても、話を聞かれただけで、その後は別に何もないし。。特に何かしてくれる訳でもないし。。」とそのお母さんは言っていました。
スクールカウンセラーは先生や学校との間に入ってくれる人。
このポイントを分かっているのか?いないのか?で、カウンセリングを受ける意味が無くなってしまうんだと思います。
スクールカウンセラーのカウンセリングで話したこと
カウンセリングの段階では、カウンセラーは「ああ~〇〇さんですね!」とまで認識はできていない状態でした。ただ、1学期の間、授業中に教室の中に入ってクラスの全体的な様子は見てくれていたそうです。
何に困っていますか?
カウンセラー
という質問から始まりました。
✓授業中、10分と黙っていられないと先生から注意を受けたこと
✓ひらかなの覚えが遅いと指摘を受けたこと
✓文章の意味が理解できていないと感じること
✓集中力が続かず、すぐ違うことに注意が向かってしまうこと
✓宿題の意味が分かっていない時があること
などを簡単に話しました。
もっと詳細な内容はこちらの記事にかいていますので、読んでみてくださいね。
その上で、
✓ADHDではないかと思っていること
✓診断を受けようと思っていること
✓ADHDの診断が出たら、服薬を希望していること
も伝えました。そして、どうやって診断を受けたらいいのかを知りたい、とも伝えました。
ここまではっきり言うと、カウンセラーの方もはっきりと答えてくれます。
通常は、総合教育センターという公的機関でまずは教育相談を受け、そこから必要であれば発達医療センターの診療所を紹介する、という流れが一般的ではあるそうです。
わが家の場合は服薬を希望しているので、直で診療予約をしたいと発達医療センターへ連絡したほうがいいと思いますと言われました。私も同じ意見。
また、診療は2~3か月待ちになることもその場で聞きました。一日でも早く、と思いカウンセリングを受けたその日に電話で予約。
スクールカウンセラーのカウンセリングで感じたこと
私がカウンセリングを実際に受けて感じたのは、
私はとっても困っているの。。助けて。。
林檎
と、ただカウンセラーに泣きついても、状況はほぼ変わらないな、と。
そうではなくて、
「診断を受けたいから、どこにどうやって予約できますか?」
「読み書きが苦手なので、どんな練習をしたらいいですか?」
「療育を受けたいので、どうやったら受けられますか?」
「集中力が10分と続かないので、宿題の量をみんなより減らしてもらうるよう先生に頼みたい」
「先生に怒られすぎて学校に行きたくない、となっているので極力怒らないで欲しいと先生に伝えたい」
こういった具体的かつ納得感のある質問や希望には、きちんと対応してくれますね。反対に、具体的な話ができないと、話だけ聞いてもらって終わり、となってしまうかなって思います。
子供は何が出来なくて、何に困っているのか?
親は何が分からなくて、何に困っているのか?
これをはっきりさせるだけでも、スクールカウンセラーのカウンセリングが数段意味あるものになると思いますよ。
学校という現場に親はいないわけですし、どうしても学校関係者に子供を託すしかないわけですからね。一人でも多く、子供の味方になってくれる人を作っておくことは大切だと思います。
この記事が、少しでもあなたの役に立ちますように!