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ノロ?ロタ?胃腸炎?風邪?子供の嘔吐と下痢の対処には経口補水療法がおすすめ

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子供のおう吐・下痢の対処法
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毎年11月から3月までっておう吐や下痢の病気が流行りますね。

ロタウイルス

ノロウイルス

胃腸炎

風邪

 

インフルエンザは違う、な。

 

私のムスメももれなく、ロタ、胃腸炎などにかかりおう吐と下痢で弱りました。

当時、何も知識のなかった私が犯した間違いで、ムスメの症状を悪化させてしまった苦い過去があります。。。

めっちゃ小児科の先生に怒られました(泣)

 

 

その当時、私がやってしまった間違いや先生から教わった正しい対処方法を今回はあなたにも共有したいと思います。

子どもが急におう吐してしまった時、下痢が続いた時に、病院で診察を受けるまでの間、ぜひこれを参考にしてもらえたらなって思います。

あなたは決して、私がやっちまった間違いと同じ間違いをして、症状を悪化させないことを祈っています。

 

 

ウイルス性の病原体から起こる症状のことを知りましょう!

 

まず、ウイルス性の病原体から起こる症状について知っておきたいことがあります。(エラソーに書いてますが、私も先生に教えられました笑)

 

ウイルス性の病原体をやっつける薬はないそうです。

ウイルス性の病原体は体外に排出するしかないそうです。

 

だから、ノロやロタやウイルス性胃腸炎になると、激しくおう吐や下痢をすると。

なので、無理におう吐や下痢を止めずに、体外へ出しきるほうがよい、と。

 

 

おう吐や下痢が続くとどうなるの?

 

ただ、おう吐や下痢が続くと心配なのが・・・

脱水症!!

 

 

おう吐・下痢

↓ ↓ ↓

水分が不足する

↓ ↓ ↓

のどがかわく・尿が少ない

↓ ↓ ↓

水だけ飲む

↓ ↓ ↓

塩分が不足する 

↓ ↓ ↓

ぐったり、うとうと・手足が冷たい

↓ ↓ ↓

点滴注射が必要になる!!

 

おう吐・下痢がすすむとこのように脱水症となります。

 

 

脱水症になる!と思って私がやってしまった間違い1

 

にわか知識で「脱水症になるのでは?」とあせった当時の私は・・・

やっちまいました。

 

 

おう吐を繰り返すムスメにを与えたのです。

詳しくは後で説明しますね。

 

まず、1つ目の私がやってしまった間違いは

水を与えた

ことなんです。

 

 

脱水症になる!と思って私がやってしまった間違い2

 

2つ目の私がやってしまった間違いは、

ムスメが欲しがるだけの量を一度に与えたこと

なんです。

 

なぜそれがダメなのかも、この後で詳しく書いていきます。

 

 

おう吐がひどい時の胃の状態

 

おう吐している時には、胃ははげしく動いています。

 

そこへ水分をたくさん飲ませて胃を満タンにすると・・・

せっかく飲んだ水分を吐いてしまいます。

 

 

吐かせないためにどうしたらいいのか

 

スプーンやスポイトなどを使って、少しずつ少しずつ飲ませると、満タンにはなりません。

腸へも少しずつ行きますので、腸からも吸収されます。

 

例え一部吐いたとしても、大部分は腸へ行くので、腸でしっかりと吸収されています。

 

 

脱水症の治療には水分補給だけじゃだめ

 

おう吐や下痢によって子どもはたくさんの消化液を失いますよね。

 

消化液の中には水分のほかに塩分(ナトリウムやカリウム)も含まれているんだって。

 

 

(私も知らなかったです)

 

 

だから、身体の中の消化液が大量に失われると、体内の電解質(ナトリウム・カリウムなど)のバランスが崩れちゃって代謝がうまく機能できなくなるんだって。

 

 

 

つまり、脱水症って水分だけを失うことじゃなくて、水分と電解質も失うってこと

 

 

だから、脱水症の症状を改善するには、

失われた水分と電解質成分

を補充して、代謝を正常な状態に戻さないといけないんだってさ。

 

 

 

で、その水分と電解質成分の両方を補充できるのが

経口補水液

ってわけなんです。

 

 

 

経口補水液とは、

ナトリウムやカリウム、糖、水分を腸から吸収しやすいようにつくった液

のことなんですよ。

 

 

経口補水液の飲ませ方

 

まず、おう吐がすっかり収まるまで絶食させます。

もし、吐き気止めの薬を飲んだ場合は、それより30分後から飲み始めます。

 

5分毎に10~20㏄ずつ

 

軽量カップと時計で正確に測ります。

(ちなみに私は病院でストップウォッチを手渡されました)

 

量は子どもの身体の大きさで調整してくださいね。

分からなければ最初は少しずつから始めて、様子を見て増やしてみましょう。

 

もし途中で吐いてしまったら、また最初から。おう吐がすっかり収まるまで待ってから、再スタートです。

 

ここ、本当にメンドーなんですが、焦らずに、5分ごとに少しずつ、を繰り返します。

林檎

 

 

経口補水療法時の注意点

 

☑おう吐がすっかり収まるまで(通常数時間から半日ぐらい)は絶食させる

☑経口補水液を摂取中は、他の飲みものや食べものは一切とらない

☑少なくとも4~5時間以上は続ける

☑睡眠中は中止していいが、目が覚めたら再開する

☑吐き気が全くなくなり、食欲が出てくれば、下記の表を参考に、食事を進めていく

☑尿がよくでる、顔色がいい、元気な声がでる、などの状態になってきたら改善している

☑改善の兆しがない時は、医師に相談する

 

 

下痢の時におススメの食事

 

表にまとめてみました!

症状が軽いとき 症状がひどいとき
母乳児 母乳を続ける 母乳中止

(果汁・白湯・茶も)

人参スープのみ

ミルク児 下痢用ミルク

人参スープ

雑炊

ミルク中止

(白湯・茶も)

人参スープ

経口補水液(イオン飲料)

離乳食児

普通食児

人参ポタージュスープ

(人参とブイヨンだけ)

りんご

(そのまま・すりおろす・ジュース)

野菜(特に人参)たくさんおじや

下記の食べ物は禁止

白湯・茶中止

経口補水液(イオン飲料)

人参ポタージュスープ

野菜人参ポタージュスープ

りんご

(すりおろす・ジュース)

 

◆固さは、便の固さと同じ程度にする

◆乳製品は、普通便にもどったことを確認してから摂る

◆ポカリスエットなどのスポーツドリンクは、ナトリウム・カリウムが少なすぎるので、経口補水液には適さない。

 

ちなみに、当時私は

大塚製薬のOS-1

出典:大塚製薬 OS-1公式サイト

を利用しました^^

 

 

下痢の時に与えてはよくない食べ物

 

下痢の時には、腸の機能が激しく低下するそうです。

下記にあげる食べ物は、症状がますます激しくなったり、治るのに兆時間かかるようになるので、与えないほうがいいと医師から指導を受けました。

 

乳製品

 

・ミルク、牛乳、チーズ、ヨーグルト

・乳酸飲料(ヤクルト、カルピス、他)

・麦芽飲料、アイスクリーム、ケーキ

・生クリーム、シチュー

 

腸を刺激するような食べ物

 

・冷たいもの、炭酸飲料、刺激物

・固いもの

・消化の悪いもの

・油脂類

 

腸管内で発行してガスを発生させ、便を柔らかくする食べ物

 

・砂糖

・甘味の強い野菜、フルーツ、飲み物

・甘いお菓子

 

 

おう吐・下痢の対処・・・まとめ

 

いかがだったでしょうか?

子どもにおう吐と下痢が続くと、母としては脱水症を心配しますよね。

 

だからといって、おう吐の後にすぐ多量の水を与えると・・・

またおう吐してしまい、かえって症状が悪化してしまいます。

 

 

おう吐がすっかり収まるまでは絶食させ、経口補水液だけをスプーン一杯ほど少しずつ少しずつ飲ませましょう。

 

 

吐き気が全くなくなり、食欲がでてきたら、症状は改善されていますよ。

 

もちろんかかりつけ医で診察を受けるべきです。が、すぐに診察してもらえない状況のほうが多いと思います。(ムスメの時もそうでした。)

 

そんな時には、診察を受けるまでの間だけでも、この経口補水療法を実行してみてください。脱水症の進行が止められると思います。

 

私は医療関係者ではありませんので、あくまで自身の体験とかかりつけ医からの指導内容に基づきこの記事を書きました。

 

医師の診断を受ける必要がない、という意見ではありません。あくまでも、診察を受けることができるまでに母親ができることは?という視点で書いていますので、ご理解くださいね。

 

どうぞ、この記事を参考に少しでもひどくなりませんように。。

 

 

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